家事・育児は女性だけの仕事じゃない!

サプライズの思い出

女性の仕事と言えば、キャリアウーマンの様なバリバリ仕事をこなすことばかりではありません。母親として、家庭の世話をすることもそうですし、恋人として、彼氏と過ごすことも、広い意味で言えば、仕事といえるのではないでしょうか。
そういう意味で言うと、仕事をしている女性にとって、休日というものはとても少ないのではないでしょうか。

私の母は、休みの少ない仕事をしていて、休日も母親としてせかせかと動いていました。そんな時に、私が弟と進めた計画は、母親のためにご飯を作ってあげることでした。計画に必要なのは、母親を家から追い出すことと、母親が帰ってくる時間にご飯を出すことです。母親を追い出すのは、弟に任せました。弟の服を買いに行くという名目で、母親を家から追い出すことに成功しました。私は母親のための料理として、当時調理実習で作ったことのある粉ふきいも作ることにしました。

結局、母親を喜ばせることには成功しました。しかし、実際にはキッチンを少し汚してしまったので、余計な仕事を増やしただけかもしれません。ただ、すごく喜んでくれていた母を見て、私もすごく嬉しい気持ちにさせてもらったのは覚えています。

「母は強し」というのはよく言ったものだと思います。家事も仕事も何一つ嫌な顔をせずにこなしていた母を思うと、本当に尊敬の念しかありません。それは大人になってしみじみ感じています。ただ、女性にばかり育児を押し付ける日本の悪しき風習はもう無くすべきだとも感じています。男性も女性も働くのであれば、男性もきちんと家庭に踏み込まなければなりません。